FXと損切りの重要性
FXにはさまざまな注文方法がありますが、重要なのは適切な「損切り」ができるかどうかです。どれほどFXの知識に長けた金融商品のプロであっても、100%損することなく利益だけを出し続けることは不可能です。問題は、損を出さないようにすることではなく、損が出た時適切なタイミングで切り上げることができるかどうかです。FXは成功したときの利益率は膨大ですが反対に失敗したときの損失もまた同じくらい膨大です。
ハイリスク・ハイリターンのFXでは、10回薄い利益を出しても1度の大損失があればあっという間に吹き飛んでしまいます。為替相場の特徴として、かならず定期的な損失があります。これに巻き込まれてしまい、打つ手が送れると一瞬で大やけどを負います。
適切な損切りをするためには、「OCO注文」という方法が有効です。これは、利益確定の指値と損切りの逆差してなど2つに同時に注文を出すことでどちらに転んでも大きな傷を負わなくなるようにするやり方です。損切りには、切ると決めた一定の割合を何があっても守るという堅い決意を持つことが大切です。
FXには「ファンダメンタルズ分析」と「テクニカル分析」の二種類があります。いずれも専門家がおり、現在多くの書籍が発行されたりセミナーが開かれていたりします。基本的なFXの仕組みがわかってきたら、次には自分にあった分析方法は何かを勉強してみましょう。パターンさえつかむことが出来ればこちらのものです。