FXと情報の精査
FXをする上で大切なのは、自分に入ってくる情報をきちんと精査することです。FXはハイリスクながら成功すると一晩で数千万の利益を確定させることもできるハイリターン商品なので、日本だけでなく世界各地で毎日毎晩取引が行われています。しかし、実際に損失よりも少しでも利益が多く出ている人は、その中のほんの数割程度、莫大な利益を確定させることができた人は、本当にごくごく小さいパーセンテージで限られたものです。
なぜそんなにも成功するのが難しいかというと、それは「損切りができない」ことと「間違った情報に流されてしまう」ことの２点に理由を集約することができます。特に情報というのは非常に扱いが難しいもので、インターネットなどで瞬時に同じ情報を多くの人が得られるようになったことで、情報量が少なかった時代よりもむしろ正しいか誤っているかを判断しにくくなってしまいました。
相場とは、価値の変動だけでなくそれを取引する人の心理状況にもかなり大きな影響を受けます。例え本当は間違いであっても、何か不安材料になるようなニュース（デマ）が流れてしまうことで、一気に価格が下落をしてしまうなどといったことも日常茶飯事です。
FXをするときには、まず入ってくる情報がどれほど信用性があるものかを確認するとともに、市場がその情報によってどのような動き方をするかまでを考えなければいけません。おいしい情報も、決して自分だけが得ているものでないことを知っておきましょう。