FXで利益を出すには
FXで取り扱う為替が、どのように動くかを予めしっている人はいません。もしいたとしても、それをもとに金融商品を取引することは「インサイダー取引」として厳しく規制をされています。最も、一般の投資家では為替変動に関わるような国際的な機密を知ることは不可能に近いため、地道にチャートや市場動向を分析してゆくしかないでしょう。
世界経済は現在全面的に不況となっており、バブル期のように多少間違った投資をしても市場全体が盛り上がりムードなので簡単に取り返しがつくというようなことはありません。反対に、一度下落の波に巻き込まれてしまったら、ヘタをしたら数十年単位で下落し続けられてしまうため、一度の失敗が命取りとなることもあります。
景気のよかった時代とは０２～０７年くらいのことで、サブプライムローンの問題が起きるまではFXをして多くの利益を得る人もかなり大勢いました。しかしサブプライム問題が起きてリーマン・ショックが起きると、FXをはじめ多くの金融商品を取り扱う人が大損をしました。
０７年ころは日本でFXが爆発的に人気になった時期でもあり、一気にFX人口が増えました。しかしその頃始めた人で今もきちんと利益を出している人はほとんどいないといってもいいでしょう。反対に、これからFXを始める人の方が、大きな波のさったあとだけに冷静な市場分析がしにくいかもしれません。FXは通常の外貨預金と違って手持ちの金額以上の利益を出すことができます。
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